キャロットクラブ2017年1歳馬募集 簡易血統分析
キャロットクラブ1歳馬募集が始まりました。約10年簡易分析してきましたので今年もしてみました。
つたない血統知識のため毎年書いていますが、ナナメ読み程度で、また気になる募集馬が酷評の場合もナナメ読み程度でよろしくお願い致します。
では、関西の募集馬後半/ルーラシップ産駒から
関西入厩馬No63~No81までです。
2017年 キャロットクラブ(2016年度産)1歳馬募集簡易血統分析
関西入厩馬No.63~81
(簡易血統分析)
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<ルーラーシップ産駒>
■特徴
ルーラーシップは「キングカメハメハ最高の配合馬」になり、抜群のキレを誇ります。母系でパワー型を配合するよりは、やはり母父サンデーサイレンスを配合しそのまま瞬発力を受け継ぐことがベターに考えます。キングカメハメハ産駒との違いはルーラーシップ自身が十分、柔らかいので、柔らかくなり「過ぎない」ことかと。
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63 サンドミエシュの2016 牡
父:ルーラ-シップ(Mr.Prospector系統)
母父:マンハッタンカフェ(Halo系統)
[分析]
母父はマンハッタンカフェ。サンデー後継種牡馬でも万能型で対配合の特徴を産駒に伝える印象のある種牡馬です。その対配合は「Blandford+Danzig」なので柔らかくなく粘りとパワーを伝える配合です。こういった配合のほうがルーラーシップには向くかなという印象です。
芝中距離路線で適性を発揮したい。
[距離適性]
新潟1800m芝
[募集金額2,400万円/6万円]
64 ブライダルソングの2016 牡
父:ルーラ-シップ(Mr.Prospector系統)
母父:Selkirk(Sharpen Up系統)
[分析]
ルーラシップはキングカメハメハ黄金配合で柔らかいので母系では柔らか「すぎる」ことのない配合が理想です。当馬のポイントは母父:Sharpen Upで粘りの系統なのですが、Blushing Groomなど複数のNasrullahのクロスが入りますので柔らかくなり「すぎる」危険性はあります。うまく母父を生かした競走馬として成長してほしい1頭です。
[距離適性]
阪神2,000m芝
[募集金額2,400万円/6万円]
65 イストワールの2016 牝
父:ルーラ-シップ(Mr.Prospector系統)
母父: サンデーサイレンス(Halo系統)
[分析]
母父サンデーサイレンスの対配合がIn Reality系統なので柔らかすぎることのない配合です。
但し当馬は母系配合の底にHail to Reasonが入るので母父サンデーサイレンスとクロス(4×4)が発生します。少し距離適性は短く、小回り向きになる可能性もありそうです。
[距離適性]
新潟1600m芝
[募集金額1,800万円/4.5万円]
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<ハービンジャー産駒>
■特徴
ハービンジャー産駒の配合は「Danzig(Nijinsky)+Lyphard(Northern Dancer)」と根幹4系統に全てNorthern Dancer系統が経由するのが特徴で力強さ、底力が伝わり、比較的距離適性は短くなります。母系にサンデーサイレンス系統を配合すると1800m戦などの中距離向き、Nasrullahを配合すると重厚にキレるようになり小倉などのローカル2000m向きになるイメージです。
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66 アヴェンチュラの2016 牡
[分析]
「ハービンジャー+ゼダーン系統(SS系統)」になり、1800~2000m中距離芝でこそという印象はあります。但し、ジャングルポケットがNureyevの影響を受けているのでこの配合にしてはパワー要素が強く、3~4角で強引に捲くりきるような競馬ができる点は好印象。
[距離適性]
1800m洋芝
[募集金額5,000万円/12.5万円]
67 ラフォルジュルネの2016 牡
母父:スペシャルウィーク(Halo系統)
[分析]
ハービンジャー産駒の特徴で述べたように、母系統が「スペシャルウィーク+Caro系統(Mill Reef)」なので重厚なキレを持っていそう。父がスタミナよりなので小倉2000-2600mなどで差し込んでほしい配合。
[距離適性]
小倉2000-2600m芝
[募集金額3,400万円/8.5万円]
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<ヴィクトワールピサ産駒>
■特徴
ヴィクトワールピサはネオユニヴァースの産駒でHaloのクロスがあり小回りを先行する、捲るなどのパワー要素の強い種牡馬です。
ネオユニヴァースよりもパワーは豊富なので少し距離適性は短くになりそうです。
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68 ハルーワソングの2016 牡
父:ヴィクトワールピサ(Halo系統)
母父:Nureyev(Northern Dancer系統)
[分析]
募集68番、69番で母父が同じNureyevを経由する配合馬になります。
母父Nureyevなのでパワーが全面に出る配合で、母父通してHaloのクロスが濃く3本入ります。産駒は機動力良く、小回り向き、距離適性が短くなります。中山16-1800m芝を粘り、押し切る競馬が向きそうです。
[距離適性]
中山1,600-1,800m芝
[募集金額2,800万円/7万円]
69 クーデンビーチの2016 牝
父:ヴィクトワールピサ(Halo系統)
母父:パントレセレブル(Nureyev系統)
[分析]
募集68番、69番で母父が同じNureyevを経由する配合馬になります。
母父Nureyevなのでパワーが全面に出る配合でMr.Prospectorのクロスも入りますので、距離適性は短く中山マイルや短距離路線での活躍を期待したい配合馬になります。
[距離適性]
中山1200-1600m
[募集金額1,800万円/一口4.5万円]
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<スクリーンヒーロー産駒>
■分析
「グラスワンダー+サンデーサイレンス(ノーザンテースト)」の配合。
小回り向きの先行脚質になりますが、代表産駒の2頭(モーリス、ゴールドアクター)を見ても、父の配合に大きくクロスさせることない配合です。基本的には小回り向きになると思うのですが、母系配合で父とクロス配合になると距離適性は短くなるイメージは持っておきたいと思います。
父とクロスにならない場合は母系統の配合を見ながらでしょうか。
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70 ブロードピークの2016 牝
父:スクリーンヒーロー(Roberto系統)
母父:ディープインパクト(Halo系統)
[分析]
父:スクリーンヒーローは「Roberto+サンデーサイレンス」なので母系にはアウトブリードになる血統が理想。
当馬の母父はディープインパクトになりサンデーサイレンスの3×3クロスが発生します。Roberto自体もHail to Reasonを経由するのでサンデーサイレンス自体とはクロスを発生させることになります。となると、根幹3系統が濃いクロスになりますので産駒は仕上がり早く、小回り向きにはなりそうですが、一番の注目点はやはり気性、落ち着きがポイントです。まずは中山マイルぐらいで様子を見たいイメージです。
[距離適性]
中山1600m芝
[募集金額1,400万円/一口3.5万円]
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<ノヴェリスト産駒>
■特徴
父がBlandford系、母父もNijinsky系統なので全体でみるとやはりスタミナ色豊かな配合馬という位置づけで考えていきたいと思います。となると、日本競馬のスピード能力の高さを考えるとSS系統との配合で芝向きにしたい。個人的には数年は見守った後に出資したいと思います。
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71 ヴェラブランカの2016 牝
母父:サンデーサイレンス(Halo系統)
[分析]
ヴェラブランカの産駒募集を見るたびに少し行き詰った印象を持ちます。
というのも、アドマイヤサンデーが「サンデー+Northern Dancer(ゼダーン)」配合になり、ほぼ完成されています。ここにクロフネでパワーを補填しました。
個人的にはここで終了という配合です。
父:ノヴェリストはスタミナ豊富なので産駒は非根幹距離で先行し押し切る競馬が向きそうですが、スピードの削がれる展開が希望です。なかなか手を出しづらい配合です。
[距離適性]
2600m芝
[募集金額1,600万円/一口4万円]
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<キンシャサノキセキ産駒>
■特徴
キンシャサノキセキは「フジキセキ+Pleasant Colony」の配合馬なので、サンデー系統でもパワースピードのあるフジキセキにさらにHis Majesty-Pleasant Colonyでパワーを加えた配合。自身の成績と合致するように「より速い時計」「より短い距離」で粘りこむタイプ。母系が柔らかければ1600mまで意識できると思いますが、パワー系統が入ると1200m向きになるのではないでしょうか。
※フジキセキ後継種牡馬のキンシャサノキセキとダンンシャンティは真逆の2頭になり見比べるのが楽しいです。
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72 ヴィアンローズの2016 牝
父:キンシャサノキセキ(Halo系統)
母父:Sevres Rose(Nijinsky系統)
[分析]
母系根幹はNijinsky系統でもCaerleonを経由するのでNorthern Dancerの中でもスピード豊かな血統。そこに多くのNasrullahを配合しているので非常に柔らかく、父にサンデー系種牡馬が配合されると総じて芝向きになります。
父:キンシャサノキセキがパワー要素満載の短距離向き。距離適性は少し長くなりマイル。京都マイルで差し込むイメージです。半姉:ライレローズに出資していますが、毎年、気になる配合馬です。ただ、個人的には父:ダノンシャンティであれば☆は5つでした。
[距離適性]
京都1600m芝
[募集金額2,000万円/一口5万円]
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<シンボリクリスエス産駒>
■分析
シンボリクリスエスは「Roberto系統+Seattle Slew」の配合になり、パワー要素が強い中、しっかりと柔らかさをも併せ持つ配合で、母系の配合次第では芝向きにもダート向きにもなります。
- 母系「サンデーサイレンス+柔らかい配合」の場合は芝向きの中距離馬。
- 母系「パワー要素の強い配合」の場合はダート戦線で押し切る競馬。
上記の1)、2)の馬を狙っていきたいと思います。
但し、キングカメハメハよりはよりパワーが前面に出る配合なので芝向きの場合は中山かなと考えます。
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73 バイラオーラの2016 牡
父:シンボリクリスエス(Roberto系統)
母父:トワイニング(Mr.Prospector系統)
[分析]
当馬の母系の根幹が「Mr.Prospector+サンデーサイレンス(Nureyev)なのでパワー要素の高い配合。
ダート1800m戦で活躍を期待したい配合馬。
[距離適性]
中山1800mダート
[募集金額2,000万円/一口5万円]
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<マンハッタンカフェ産駒>
■特徴
マンハッタンカフェは万能型サンデーサイレンス後継種牡馬で対配合によりスプリンターもスタイヤーも輩出します。母系の特徴に父のスピードを補填するイメージで狙いたい。
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74 カニョットの2016 牝
父:マンハッタンカフェ(Halo系統)
母父:Sunray Spirit(Storm Bird系統)
[分析]
マンハッタンカフェは万能型サンデーサイレンス後継種牡馬で対配合によりスプリンターもスタイヤーも輩出します。当馬は母父がStorm Bird系統なので中距離で脚を伸ばすタイプ。
1,800m戦から。
[距離適性]
1,800m芝
[募集金額1,800万円/一口4.5万円]
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<ダノンシャンティ産駒>
■特徴
フジキセキ産駒のパワー要素に母系統で上質Darshaanの柔らかさを補填。父、母を通してHaloのクロス配合になるのでマイル向き、仕上がり早、操縦性も良いバランスの良い配合です。このイメージは産駒にも伝わるはずで母系統にパワー要素が多ければ短距離向き、柔らかければ1800m程度は十分にこなせる芝向きの馬になります。
※フジキセキ後継種牡馬のキンシャサノキセキとダンンシャンティは真逆の2頭になり見比べるのが楽しいです。
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75 スサーナトウショウの2016 牡
父:ダノンシャンティ(Halo系統)
母父:ロックオブジブラルタル(Danzig系統)
[分析]
ダノンシャンティは非Northern Dancer系統なので母父根幹がDanzig系統なのは良いと思います。さらにテスコボーイが入るので父のDarshaanとNasrullahクロス。京都1600というよりは、1800m芝向きの柔らかさが伝わっておればと思います。楽しみは増します。
[距離適性]
京都1800m芝
[募集金額1,600万円/一口4万円]
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<ヨハネスブルグ産駒>
■特徴
父はStorm Bird系統でパワー要素が強く、ダート1,400m戦などでパワーを生かす競馬が理想。
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76 アドマイヤレッドの2015 牝
父:ヨハネスブルグ(Storm Bird系統)
母父::ストラヴィンスキー(Nureyev系統)
[分析]
父の特徴に母系でNureyev系統なのでパワーを補填。
当馬は父、母で無駄のない配合、理想的。1200-1400mダート戦が主戦場でしょう。
「募集金額<購入欲」な1頭です。
[距離適性]
1200mダート
[募集金額1,200万円/一口3万円]
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■特徴
根幹が「ジャングルポケット+ノーザンテースト(Mr.Prospector系統)」配合なので芝路線を速い流れで力強く先行してそのまま押し切る競馬が向きます。
産駒は母系統が柔らかいと芝路線で瞬発力を生かす競馬が向き、パワー要素が強いとダート路線で押し切る競馬が向きそうです。
弟:トーセンホマレボシよりもジャングルポケットの分、パワー要素の高い印象。
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77 プルーフオブラヴの2016 牡
母父:サンデーサイレンス(Halo系統)
[分析]
母父:サンデーサイレンスに対配合でSeattle Slewを配合。サンデー系統でも柔らかく、父:トーセンジョーダンともNasrullahのクロスが発生するので芝中距離路線で活躍を期待したい。父同様、ハイペースは向きそうです。
[距離適性]
1800m芝
[募集金額1,600万円/一口4万円]
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<ワークフォース産駒>
■特徴
ワークフォースの配合は「キングズベスト+Sadler’s Wells(Ribot)」。
Mr.Prospector系統キングズベストが父になる当馬です。エイシンフラッシュの特徴同様、Kingmanboを経由する系統は対配合の良さを産駒に伝えると考えているので母系統を分析し、各募集馬の配合を見たいと思います。
ワークフォースの母父はSadler’s Wells(Ribot)になるのでかなりスタミナ要素の強い印象を持ちます。
母父サンデーサイレンス系統が配合されていると芝向きの馬というのはエイシンフラッシュと同じですが、エイシンフラッシュよりも自身に日本の芝向きのスピード要素が少ないので、やはり母系にスピードをそしてパワー要素の高い馬を配合しダート戦線に期待をかけるのがベターかと考えます。
芝なら勝ち上がりに苦労するかと
※78 ローズノーブルの2016 にワークフォースの将来を見ていきます。
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78 ローズノーブルの2016 牝
父:ワークフォース(Mr.Prospector系統)
母父:ディープインパクト(Halo系統)
[分析]
母父:ディープインパクトにその対配合でNorthern Dancer系統でのスピード豊かなCaerleonを配合、さらにKaldounからCaroを補填。この馬に期待したいのは芝路線でワークフォース産駒がどこまでできるかという点。
ワークフォース産駒の芝路線での活躍の試金石になる馬かと考えます。
募集金額もお手頃ですし、出資しても良いなと思える1頭。
[距離適性]
1600m芝
[募集金額1,000万円/一口2.5万円]
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<トーセンホマレボシ産駒>
■特徴
トーセンホマレボシは根幹がディープインパクト+NT(Mr.Prospector系統)なので中距離を先行して粘りこむタイプの配合です。
母系が柔らかいと芝路線で瞬発力を生かすタイプ。パワー要素、スタミナ要素が強いとダート向きや長距離向きになりそうです。
兄:トーセンジョーダンよりも父がディープインパクトの分、柔らかい印象。
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79 ピンクアリエスの2016 牝
父:トーセンホマレボシ(Halo系統)
母父:キングカメハメハ(Mr.Prospector系統)
[分析]
母系配合がキングカメハメハ黄金配合に近い配合。1400-1600m戦の舞台で瞬発力を生かせる配合になります。ここに父:トーセンホマレボシなので芝向きの瞬発力を生かすタイプ、京都1800m戦などで本命を打ちたい配合です。
募集金額が1,000万円/一口2.5万円なのでセカンド出資馬として是非、狙いたい1頭です。
[適性距離]
京都1800m芝
[募集金額1,000万円/一口2.5万円]
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<クロフネ産駒>
■特徴
クロフネは父:フレンチデピュティに母系でパワー配合をしているため、よりパワー要素の強い産駒になる可能性が高いです。芝向きの馬にするためには母父サンデー系統を配合するのが一番の近道。通常母系で非サンデー系統を配合するとダート路線でというイメージで良いかと。
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80 ダブルゴールドの2016 牡
父:クロフネ(Deputy Minister系統)
母父:ゴールドアリュール(Halo系統)
[分析]
母父:「ゴールドアリュールはサンデー+Nureyev」の配合になり自身の競走成績が示す通りサンデー後継種牡馬の中でもパワー要素の強い種牡馬です。
この肌馬に父:クロフネなので芝路線から使っていってというよりも、素直に期待はダート中距離を強引に押し切る競馬。ダートで長く活躍できる馬をという出資者向けかなと考えます。
[適性距離]
中山1800mダート
[募集金額2,800万円/一口7万円]
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<ゴールドアリュール産駒>
■特徴
ゴールドアリュールは「サンデーサイレンス+Nureyev」配合なのでサンデー後継種牡馬の中でもパワー要素が強く、芝路線でのスピード比べよりもダート戦線でより活躍しました。産駒にも母父Nureyevの影響を伝えるとダート向きになるので、いろいろなサンデー後継種牡馬からゴールドアリュールを指名する以上、「やはりダートで上級馬を」というがいいでしょう。
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81 クリソプレーズの2016 牡
父:ゴールドアリュール(Halo系統)
母父:エルコンドルパサー(Mr.Prospector系統)
[分析]
母系統が重厚でパワー要素も満載です。こうなるとダート戦線で活躍を期待した・・・と全兄クリソライトがダートで活躍中なので当然の分析結果になります。
[距離適性]
中山1800m芝・ダート
[募集金額5,600万円/一口14万円]
関西入厩No.63~81までの分析です。
今年のキャロットクラブは低価格に魅力的な馬がいてるなという印象。
みなさんの出資検討の最後、背中をそっと押すぐらいになれれば幸いです。
■関東No.1~21の簡易血統分析はこちらから
■関東No.22~41の簡易血統分析はこちらから
■関西No.42~62の簡易血統分析はこちらから
■地方No.82~85の簡易血統分析はこちらから
■2017年度1歳馬募集 厳選馬の公開はこちらから
キャロットクラブ 2017年1歳馬募集厳選7頭(関東) - YouTube
キャロットクラブ 2017年1歳馬募集厳選10頭(関西) - YouTube
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